命を守るために大切なこと

2025.01.17 10:00:24

〇阪神・淡路大震災から30年の節目を迎えました。
 改めて被災された全ての方々に
 心よりのお見舞いを申し上げます。
〇本日は避難訓練を行うとともに
 本校でも今後おこるであろう地震への備えについて
 しっかりと考えていく一日にしています。
 
 
  
<今日の避難訓練で子どもたちにお話ししたこと>
〇今日は避難訓練がありました。
 この訓練は、みなさんの命を守るためにとても大切なものです。
 だからこそ、真剣に取り組むことが必要です。
〇みなさんがまだ生まれる前のことですが、
 今から30年前、阪神・淡路大震災という大きな地震がありました。
 1995年の1月17日の早朝、
 たくさんの人が寝ている時間に地震が起きました。
 その地震は、とても強く、多くの家が壊れ、
 火事もたくさん起こりました。
 その結果、多くの人が命を失ったり、けがをしたりしました。
〇でも、その中でも助かった人たちがいます。
 どうして助かったのかというと、
 その人たちは自分の命を守る行動ができたからです。
 例えば、次のようなことをしていたそうです。
 ・地震が来たら、まず机の下に隠れる。
 ・頭を守るために、本やカバンなど身のまわりのものを使う。
 ・家や学校の外に避難するとき、落ちてくるものに注意する。
 こうした行動が、命を守るためにとても大切です。
〇そして、もうひとつ大事なことがあります。
 それはみんなで助け合うことです。
 阪神・淡路大震災のときも、家族や友だち、
 近所の人たちが助け合ったおかげで、
 たくさんの人が危険な状況から救われたそうです。
 みなさんも、困っている友だちがいたら
 手を差し伸べられる人になってほしいと思います。
〇今日の避難訓練は、ただ練習をするだけではありません。
 本当に地震や火事が起きたときに、
 自分や周りの人たちの命を守るための練習です。
 みなさんの命は、とても大切なものです。
〇最後に、今日覚えておいてほしいことを
 3つに整理します。
 (1)地震が来たら、まず安全に身をまもる。
 (2)落ち着いて行動する。
 (3)周りの人と助け合う。
 この3つのことを心に留めて、
 これからも大きな災害に備えていきましょう。
 そして、みんなで力を合わせて、
 安全で安心な学校をつくっていきましょう。