命を守るために大切なこと
〇阪神・淡路大震災から30年の節目を迎えました。
改めて被災された全ての方々に
心よりのお見舞いを申し上げます。
〇本日は避難訓練を行うとともに
本校でも今後おこるであろう地震への備えについて
しっかりと考えていく一日にしています。


<今日の避難訓練で子どもたちにお話ししたこと>
〇今日は避難訓練がありました。
この訓練は、みなさんの命を守るためにとても大切なものです。
だからこそ、真剣に取り組むことが必要です。
〇みなさんがまだ生まれる前のことですが、
今から30年前、阪神・淡路大震災という大きな地震がありました。
1995年の1月17日の早朝、
たくさんの人が寝ている時間に地震が起きました。
その地震は、とても強く、多くの家が壊れ、
火事もたくさん起こりました。
その結果、多くの人が命を失ったり、けがをしたりしました。
〇でも、その中でも助かった人たちがいます。
どうして助かったのかというと、
その人たちは自分の命を守る行動ができたからです。
例えば、次のようなことをしていたそうです。
・地震が来たら、まず机の下に隠れる。
・頭を守るために、本やカバンなど身のまわりのものを使う。
・家や学校の外に避難するとき、落ちてくるものに注意する。
こうした行動が、命を守るためにとても大切です。
〇そして、もうひとつ大事なことがあります。
それはみんなで助け合うことです。
阪神・淡路大震災のときも、家族や友だち、
近所の人たちが助け合ったおかげで、
たくさんの人が危険な状況から救われたそうです。
みなさんも、困っている友だちがいたら
手を差し伸べられる人になってほしいと思います。
〇今日の避難訓練は、ただ練習をするだけではありません。
本当に地震や火事が起きたときに、
自分や周りの人たちの命を守るための練習です。
みなさんの命は、とても大切なものです。
〇最後に、今日覚えておいてほしいことを
3つに整理します。
(1)地震が来たら、まず安全に身をまもる。
(2)落ち着いて行動する。
(3)周りの人と助け合う。
この3つのことを心に留めて、
これからも大きな災害に備えていきましょう。
そして、みんなで力を合わせて、
安全で安心な学校をつくっていきましょう。