(1)はじめに
〇旭小学校では全ての子どもたちがコンピュータを活用し、
自ら学び方を選びながら学び、仲間と協力し、
さまざまなことを創造し表現していく教育をめざすため、
子ども1人に1台の学習者用端末を貸与しております。
〇導入した端末は、授業や授業外のさまざまな場面で活用し、
子どもたちが自ら力を伸ばしていくことを期待しています。
〇この手引きには、端末の扱いに関する説明や運用ルール、
トラブル時の対処方法など、さまざまな情報をまとめています。
必要に応じて活用していただき、
子どもたちが安心して端末を活用できるようにご協力をお願いいたします。
(2)基本的な考え方
〇世の中に情報通信技術が浸透し、今や大人も子どもも
インターネットに接続して情報を得る時代となりました。
〇学校でもこの度の1人1台端末の導入により、
教育の情報化がより一層進むことになります。
こうした状況で、これから端末の活用に関わる
さまざまな課題も今後明らかになることが想定されます。
〇具体的には、情報モラル、個人情報の扱い、肖像権、
著作権、セキュリティ、遊びへの使用などの課題が想定されます。
〇これまではこうした課題の解決方法として、
「禁止」や「制限」などの手段が多くとられてきました。
〇しかしながら、これからの情報社会に生きる子どもたちに、
これまでの対処方法のみで対応していては、
結果として子どもたちが課題に直面することを
先送りにすることにしかなりません。
〇また、児童・生徒のスマートフォン所持率が高まる中で、
今回導入する端末で「禁止」や「制限」によりトラブルを回避しても、
個人所有の各種端末を使用する以上、課題が解決することはありません。
〇そこで本校では、子どもたち一人ひとりが
情報社会をどのように歩んでいけばよいか学ぶことをめざします。
トラブルを防ぎ、守るだけでなく、トラブルからも学び改善していく態度が
学校にも家庭にも求められています。
〇ご家庭にもご協力をいただきながら、
子どもたちがこれからの情報社会で生きていくために必要な力を
身に付けられるようにしていきたいと考えています。
ご理解とご協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。